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スターキャットのエンタメで、つながる。
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スターキャットのエンタメで、つながる。
映画は、通信、放送と並び、スターキャットの三大事業の一つであり、伏見ミリオン座・センチュリーシネマの劇場運営、作品の宣伝、そして映画配給を行っています。また、車に乗ったまま映画が鑑賞できる「ドライブインシアター」や、若手クリエイターによるVR映画制作プロジェクト「STARCAT VR LAB」など、映画文化の継承に寄与するための多角的なアプローチをしてきました。その一環として2021年に映画祭を立ち上げました。
「海外のような映画祭を名古屋で開きたい」。映画事業スタッフの一言が事の発端でした。映画祭の企画を進める中で、SDGsに関わるプログラムを集めたイベント「錦2丁目SDGs WEEKs」を知りました。映画ならではの切り口からSDGsを伝えたいと、2021年11月に「Nishiki-2 SDGs映画祭」の開催を実現。伏見ミリオン座をはじめ、7つの会場にてドキュメンタリーを中心としたSDGs関連作品の上映や、作品が取り上げる課題に関わるゲストトークを実施。参加者がSDGsについて考えを巡らせ、暮らしに取り入れるきっかけとなるような映画祭に仕立てました。
翌年2022年には名古屋市広域へとエリアを拡大し、「NAGOYA CINEMA Week 2022~with SDGs~」を開催。伏見ミリオン座、センチュリーシネマをメイン会場に、3つのサテライト会場を設置。より幅広い世代に足を運んでもらえるよう、アニメーションなどさまざまなジャンルの作品を上映。さらに、ゲストによるトークショー、物販やワークショップが並ぶマルシェ、映画「南極料理人」の再現メニュー会など、多彩なコンテンツを用意しました。また、映画祭では、「NAGOYA NEW クリエイター映像AWARD」の授賞式も開催。コロナ禍により創作活動が制限された若手クリエイターに自由な映像表現の場を提供することで、映画界の明日を担う若き才能を未来につなぐ活動にも取り組んでいます。
映画祭を通して映画に触れてくれた新たな層の人たちが、映画祭をきっかけに劇場へと足を運ぶ。この好循環を生み出し、業界を支える未来の世代へと映画文化をつなげていく。映画事業に取り組む会社として、地元である名古屋の街に映画文化を根付かせ、広めていくことに使命感にも似た思いを抱いています。映画祭が、地域にとって多様な映像作品との出合いの場に、そしてクリエイターにとって飛躍の場であることを願って。観る人とつくる人をつなぐ架け橋となるよう、これからも映画と人、映画と地域との新たな関わり方を模索し続けます。